斎藤五段に勝って順位戦C級1組3連勝でトップ。公式戦12連勝継続中で、勝数ランキングでも8月26日現在16勝トップタイとなりました。まさに絶好調です。
昨日の対局は終盤で互いの玉が接近しました。この場合、攻めの手は受けの手にもなり、受けの手は攻めの手にもなり、至近距離で殴り合うような激戦で、見応えがあります。
斎藤五段に勝って順位戦C級1組3連勝でトップ。公式戦12連勝継続中で、勝数ランキングでも8月26日現在16勝トップタイとなりました。まさに絶好調です。
昨日の対局は終盤で互いの玉が接近しました。この場合、攻めの手は受けの手にもなり、受けの手は攻めの手にもなり、至近距離で殴り合うような激戦で、見応えがあります。
今日の斎藤五段との対局は相矢倉となっています。過去順位戦で2敗しており、なんとしても勝たねばならないところ。53手目▲4四歩の局面では後手菅井五段のほうがポイントを上げている局面に見えます。
菅井五段は公式戦現在11連勝中。自己記録はこれまで10連勝だったので更新しています。
歴代の連勝記録では、神谷八段の28連勝が最高で、2位は丸山九段の24連勝。私の記憶に残る連勝記録は塚田九段の22連勝で、「塚田スペシャル」と呼ばれる戦法が原動力になったのではないかと。序盤研究が今ほどは進んでなくて、対戦相手の直前の棋譜を調べるということも昔の棋士はあまりしていなかったようなので、対策のないまま塚田スペシャルに遭遇してびっくり、などと想像します。
菅井五段はこのまま勝ち続けて、30連勝してほしいと思っています。
明日22日(金)、新人王戦準々決勝、対増田康宏三段戦があります。携帯中継があります。
そして26日(火)、順位戦C級1組3回戦、対斎藤慎太郎五段戦があります。こちらも携帯中継があります。順位戦前半の山場です。
今日、21日の山陽新聞朝刊に記事が掲載されています。
倉敷の狩山君、将棋奨励会入会へ 試験クリア、県出身者10年ぶり:山陽新聞デジタル|さんデジ
竜棋会ホームページの「イベント情報」は随時更新しています。
11月3日(月・祝)は「JFE西日本フェスタinくらしき」と、「将棋の日in関西」が重なってしまいました。
また、11月30日(日)に「西遊棋in倉敷」が開催されることが今日発表されました(公式ツイッターにて。詳細は後日とのこと)。「西遊棋」とは関西所属の若手棋士有志みずからがイベントを企画・運営するもので、昨年発足したばかり。これまで大阪、尾張一宮、京都で開催されています。倉敷に相当多数(おそらく10人以上)の関西若手棋士・女流棋士が来ると思われます。もちろん菅井五段も西遊棋メンバーの一人です。どんなイベントを行うのか、過去の内容をみると「ゆるい」イベントで、これまで岡山の将棋ファンが体験したことのないものになるはずです。県外からも多数のファンが来るはずです。
将棋連盟公式サイトの記録によると菅井五段は現在14勝3敗、10連勝継続中、勝率0.824と好調です。
8月14日(木)王将戦二次予選1回戦、対畠山鎮七段戦があります。携帯中継があります。
アマ王将位大会地区予選の日程が一部公開されています。
全国アマチュア王将位大会:日本将棋連盟
第31期アマチュア王将位大会関西地区予選
「アマ王将位大会」が正式名称のようですが、「アマ王将戦」と呼ばれることが多いように思います。この大会は在住地、在職地を問わず、どの地区大会にも参加可能です。また、複数回の出場も認められています。異色の大会といってよいでしょう。上記日程を竜棋会ホームページの「イベント情報」にまとめてあります。今のところ全ての地区予選の日程が重なっていないので、代表になれるまで地区予選行脚をすることが可能です。
四国予選は昨年までは広瀬修市さんがお世話をされていたと思うのですが、今年は他の方のお名前になっています。広瀬さんは大山名人門下で、有吉九段と修行時代をともに過ごされた方です。
下記の事務局発表のとおり、今日行われるはずの第5回菅井竜也杯将棋大会は中止となりました。楽しみにされていた方も多かったと思います。結果的に中止の決定が遅くなり、申しわけありませんでした。
私は小学5年生のときに初めて将棋大会に出てから30年以上経過していますが、台風で将棋大会が中止になった記憶があるのは1回だけ(倉敷天領夏祭り将棋大会)です。今回はたまたま・・・ 来年の菅井杯こそは2倍以上の大成功とする心づもりです。菅井竜也杯将棋大会を充実させることが菅井竜也五段への応援につながるという信念のもと、スタッフは一致団結しています。今後ともよろしくお願いいたします。
倉敷天城中が全国制覇 小学校は大分大付属小 文科杯将棋団体戦 – MSN産経ニュース
【小・中学校将棋団体戦】決勝大会 岡山・倉敷天城中が悲願の日本一 – MSN産経ニュース
上記リンク先をお読みください! 河端佑一郎、篠原俊輔、林昂平の3人がやってくれました! おめでとう!
「日頃、大山名人記念館でプロ棋士の菅井竜也五段の指導を受けている」
中学生選抜選手権女子の部、和田はなさん(埼玉)は惜しくも準優勝でした。
菅井五段は今期12勝3敗、勝率0.800、現在8連勝中です。公式戦の状況は
【順位戦C級1組】 2勝0敗でトップ。2勝0敗は他に8人いますが、順位上でトップとなります。次回3回戦は8月26日の斎藤慎太郎五段戦。大一番です。
【王位戦】 予選の組み合わせが発表されています。第56期王位戦<予選> 菅井五段は予選7組で1回戦不戦勝、2回戦は増田六段-宮本四段戦の勝者と対局です。
【王将戦】 二次予選の組み合わせが発表されています。第64期王将戦二次予選 初戦の相手は畠山鎮七段です。王将戦の挑戦者決定リーグ戦は昔から「順位戦A級と同じ」と評されます。リーグ入りを果たしてほしいものです。
【棋聖戦】 前期の決勝トーナメントでベスト4だったので、今期は決勝トーナメントシードのはずです。登場はだいぶ先です。
【朝日杯】 一次予選で決勝進出を決めています。
【NHK杯】 2回戦の相手は増田六段です。
【新人王戦】 準々決勝の相手は増田康宏奨励会三段です。
現時点で勝ち残っている棋戦が多く、今期は特に楽しみです。
中学生選抜戦は公式サイトが存在します。
第35回全国中学生選抜将棋選手権大会 – 天童JC
上記リンク先の左メニューの「2014決勝トーナメント」をクリックすると、狩山幹生くん(岡山・中1)がベスト4入りしていますが準決勝で敗れています。残念。中学生選抜戦で岡山県代表がベスト4入りしたのはたぶん初のはずです。
そして女子の部では、会員の和田はなさん(埼玉)が決勝進出しています!
男子の部・女子の部の決勝は明日4日行われます。
第57期中国名人戦(主催・中国新聞社)三番勝負第2局、第3局で今泉健司中国名人(広島)が植田吉則挑戦者(岡山)に連勝し、タイトルを防衛したそうです。
今日3日から天童で行われている中学生選抜選手権。NHK山形放送局のサイトに動画が上がっています。
中学生の将棋日本一決める大会 – NHK山形県のニュース
駒の産地日本一の天童で開催されるだけあって、予選から全局木製卓上盤+本ツゲ駒を使用しています。昨日行われた小学生王将戦は全局ビニール盤+プラ駒でした・・・
本ツゲ駒でもプラ駒でも全く気にしないという方が多いようですが、大山名人は生前、講演では必ずおっしゃっていました。「将棋が強くなりたければ、いい盤と駒をそろえなさい」と。
中学生選抜選手権、結果はわかり次第速報します。
今日3日の山陽新聞朝刊に第25期山陽アマ名人戦開催の告知が掲載されています。抜粋すると
9月7日(日)午前9時から受付、事前申込不要、山陽新聞社本社9階大会議室。参加料2000円(小中学生1500円)昼食付き。
岡山・広島・香川在住者が参加可能 A級上位20人とB級上位4人が9月14日(日)開催の挑戦者決定トーナメントに進出
参加料2000円(小中学生1500円)昼食付き。
トーナメント優勝者は後日、川口剛山陽アマ名人に挑戦(三番勝負)。
挑戦者決定トーナメントの全局と三番勝負は山陽新聞夕刊に掲載されます。
広島・香川の方も参加可能となっていますが、ここ5~6年、いやもっと前から広島・香川の方の参加はゼロのような気がします。
小学生王将戦低学年の部準々決勝で藤本渚(香川・小3)vs鷹取尚弥(広島・小1)戦がありました。岡山から見て隣の県どうし、藤本くんは会員でアマ竜王戦県代表、鷹取くんは先日の日本シリーズ中国(岡山)大会低学年で優勝、地元広島では幼稚園児の記録で糸谷哲郎5級(現プロ六段)を抜き3級認定(現在は1級)ということで注目していました。広島王将会の認定で1級ですが、私の見たところ有段の実力は固いと思います。
結果は鷹取くんが勝ちました。で、対局後なのですが・・・藤本くんは小1に負けて悔しいはずなのですが、延々と感想戦を続けています。小学生低学年の大会となると、負けたほうがすぐ席をたって感想戦が成立しないという光景が比較的多いのですが、他の準々決勝の対局が終わるまでのやや長めの時間、ずっと感想戦を続けていました。準決勝が始まるころになっても終わる気配が全くないので、私から両者に感想戦終了をお願いして、やっと終わりました。
アマ竜王戦香川県代表は伊達じゃない、と感じました。負けて泣いてばかりの子には見習ってほしいと思いました。
明日2日~4日まで天童では中学生選抜選手権があります。岡山県代表の狩山幹生くんの優勝を願っています。こちらも随時、情報を検索してお伝えしようと思います。
明日8月2日は、倉敷市芸文館で全国小学生倉敷王将戦が行われます。低学年の部64名、高学年の部64名、北は北海道から南は沖縄まで、全国の県代表が一同に会します。伝統ある小学生名人戦のほうは西日本大会・東日本大会を別々に開催→東西上位4名で決勝、というパターンです。東西の県代表が一同に会するのは小学生王将戦のみです。
今日の早い時間から倉敷入りする代表も多く、例年、大山名人記念館にその子たちが集まり、自由対局を行うようです。
私は当日進行手伝いをします。業務終了後、大会速報をブログに掲載する予定です。
明日8月1日(金)朝日杯オープン戦2回戦、対神崎健二七段戦があります。勝利した場合、同日に中田功七段-大石直嗣六段戦の勝者と3回戦を行います。棋譜中継はありません。
文部科学大臣杯 第10回小・中学校将棋団体戦・西日本大会
文部科学大臣杯 第10回小・中学校将棋団体戦〈東日本大会〉速報 | イベント|お知らせ・イベント情報:日本将棋連盟
日本将棋連盟公式サイトでの結果報告です。中学校の部の決勝大会進出校は東京・埼玉・大阪の有名私立中学に、岡山県倉敷市の公立中学が肩を並べています。
いばらき総文2014~将棋部門~
※高校将棋選手権は平成7年から全国高等学校総合文化祭の将棋部門に編入されています。
本大会は長森優作さん(兵庫)の前人未到の三連覇なるかが注目されていましたが、残念ながら3位に。
男子団体戦では倉敷青陵高校がベスト8入りしています。
女子個人戦ではマイナビ女子オープンチャレンジマッチや女流王座戦アマ予選で活躍している方が上位入賞しています。勝又六段のツイッター画像によると難波遥香さん(岡山)が決勝トーナメント入りを果たしています。
勝又六段のツイッターをそのまま転載させていただきました。
男子個人決勝トーナメント pic.twitter.com/hYno2r9w7p
— 勝又清和 (@katsumata) 2014, 7月 27
男子団体決勝トーナメント pic.twitter.com/1ysQ0zojWR
— 勝又清和 (@katsumata) 2014, 7月 27
女子個人決勝トーナメント pic.twitter.com/pBsWrfZlo9
— 勝又清和 (@katsumata) 2014, 7月 27
ツイッターから情報を探したところ、以下のとおりです。
1回戦
植田吉則(岡山)○-●今西一仁(島根)
塩見晴義(鳥取)○-●村田 楽(広島)
北村公一(山口)○-●藤高隆雄(広島)
2回戦
北村公一(山口)○-●塩見晴義(鳥取)
今西一仁(島根)○-●藤高隆雄(広島)
植田吉則(岡山)○-●村田 楽(広島)
初日連勝は植田吉則(岡山)と北村公一(山口)。(文中敬称略)
小・中学校将棋団体戦西日本大会 倉敷天城中が決勝大会進出 岡山 – MSN産経ニュース
8月8日に東京で行われる決勝大会へ駒を進めました。名門灘中学校(兵庫)に3-0で勝って決勝大会進出とは素晴らしい。決勝大会は東日本2チーム、西日本2チームの計4チームのトーナメントで争われます。ぜひとも優勝して、倉敷、岡山の名を全国にとどろかしてほしいものです。河端佑一郎、篠原俊輔、林昂平の3人とも、大山名人記念館子ども将棋教室出身です。(文中敬称略)
アマチュアの今泉健司さん、プロ編入試験受験へ | お知らせ|お知らせ・イベント情報:日本将棋連盟
注目の五番勝負第1局は9月23日(火・祝)、宮本広志四段との対戦です。棋譜中継は・・・当然してくれますよね、日本将棋連盟様。
岡山で小学生棋士534人が熱戦 JT杯将棋中国大会こども大会:山陽新聞デジタル|さんデジ
佐藤九段、郷田九段破り2回戦へ 岡山でJT杯将棋中国大会:山陽新聞デジタル|さんデジ
詳しい結果は上記リンク先をご覧ください。なお、「JT杯」とありますが、行事の名称としては正式ではないはずです。正しくは
「将棋日本シリーズ テーブルマーク子ども大会」
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」
といい、JTプロ公式戦のタイトル名を「JT杯」、優勝者を「JT杯覇者」と呼ぶようです(※いわゆる7大タイトルには含まれていません)。
小学生低学年の部では鷹取尚弥くん(広島・小1)が優勝。私は審判の一人として準々決勝あたりから鷹取くんの将棋に注目しましたが、とにかく筋がいい。今まで私が直接目にした小学1年生では最強です。調べたところ、伝統ある広島王将会(広島将棋同好会支部・広島将棋センター)では幼稚園児の時点で3級認定で、糸谷哲郎5級(現プロ六段)の記録を更新しているとのことです。小1の現在では1級だそうです。広島王将会の認定は厳しいはず。
小学生高学年の部では荒瀬啓介くん(岡山・小5)が優勝。お父さんは会員の荒瀬真樹さんで、県代表経験があるなど強豪の一人として知られています。アマ強豪の父が息子に将棋を教え込む事例はたくさん聞いたことはありますが、大会で優勝するまでに鍛え上げることに成功したケースは非常に少ないです。
プロ公式戦の佐藤九段-郷田九段戦は見応えのある熱戦でした。佐藤九段の構想を郷田九段がとがめて中盤では郷田九段が有利でしたが、空中分解しそうなギリギリの局面で佐藤九段が巧妙に手をつなぎ、一気の逆転に成功しました。
子ども大会の参加者は534人ですが、プロ公式戦の始まるころには大半の子は帰っているようです。もったいないなあといつも思います。もちろん、最後まで残っている子もいました。菅井五段は小学生のとき、子ども大会に参加することが目的ではなく、プロ公式戦を見たいがために訪れています。
子ども大会決勝・プロ公式戦の棋譜は公式サイトで閲覧することが可能です。
棋譜中継 | 将棋日本シリーズ | JT ウェブサイト
下記のリンク先が詳しいので、中継をご覧になっていない方はぜひ。
菅井竜也五段リベンジならず!将棋電王戦リベンジマッチで習甦との19時間半におよぶ激戦で力尽きる – 週アスPLUS
残念
頑張れ菅井五段!
今起きたところです。局面は91手目▲5三成銀の局面。菅井五段の残り持ち時間27分、習甦は残り2時間46分。いったいどちらが優勢なんだ。菅井五段頑張れ。
日本シリーズ中国大会(岡山大会)お手伝いから帰って来たところです。日本シリーズのことは後回しで、菅井五段の戦いぶりについて、19時25分現在、▲5二銀を放ったところ。序盤は意表の矢倉、しかも▲3六歩を突かない棒銀。後手の七筋交換の歩を逆用して一歩損しての強引な銀交換の筋は、平成7年のB級1組順位戦、田中寅彦九段-中村修八段(当時)戦に出てきた形が初のはずです。さてこの先いったいどうなるのでしょう、菅井五段頑張れ!
今日7月19日(土)、電王戦リベンジマッチ 菅井竜也五段 vs 習甦 があります。13時対局開始で持ち時間8時間、夜どおし対局です。
将棋電王戦リベンジマッチ 激闘23時間 菅井竜也五段 vs 習甦 – 2014/07/19 12:00開始 – ニコニコ生放送
みなさん、ぜひ放送を見て菅井五段を応援しましょう。最初から最後まで夜どおし全部見続けるのは厳しいかもしれませんが。対局途中のコメント投稿歓迎いたします。よろしくお願いします。(後述の理由により、ブログへの反映は今日夕方以降となりますが・・・)
同日、岡山市で将棋日本シリーズ中国大会 JTプロ公式戦 佐藤康光九段 vs 郷田真隆九段 及び、テーブルマークこども大会があります。A級棋士の対局を真近で観戦することができる貴重な機会です。
私は自宅でゆっくりと菅井五段の応援をしたいところですが、今日は日本シリーズのお手伝いが入っています。
昨日13日にアマ名人戦岡山県予選が行われました。6月中に県内9地区で予選があり、その予選を突破した88名に昨年のベスト8を加えた計96名のトーナメントの上位2人が代表となります。組み合わせ表が掲載された10日の山陽新聞記事では、菅井五段が「岡山は強豪が多く,毎年のように代表が入れ替わる戦国時代」と評していましたが、予想は半ば的中し、有力強豪の早期敗退もけっこうありました。代表の座は長谷川大地さん(総社)と溝上裕亮さん(岡山)が獲得しました。お二人とも最近岡山に来られたばかりの方です。県名人を決めるべく、長谷川-溝上の決勝戦が行われましたが、角換わりの将棋となり70数手の短手数で長谷川さんが勝ちました。そのほかの選手の活躍ぶりは下のトーナメント画像でご確認ください。
私(塚本)は準々決勝で長谷川さんと対局。長谷川さんは岡山県立大学1年生。静岡県出身で、静岡では中学・高校のときに計3回アマ名人戦代表となり全国大会に出場しています。40超えで昨年まぐれで県代表になった私が、10代にして県代表3回の若者に挑みました。土着の岡山県人としての意地を見せたかったのですが・・・第1図、先手が長谷川さん、後手が私。
ここで私は△2三飛と浮きました。菅井先生ならたぶんこう指すであろう(ホント?)とイメージしました。以下、▲4四銀△3四銀▲2二歩(第2図)と進行。
先手の攻めが決まったかに見える局面。しかし私はここで3手1組の好手順を用意していました。第2図以下△5四歩▲6四角△7一角(第3図)。
どうです私もなかなかやるでしょう。以下長手順進めます。▲2一歩成△4四角▲1一と△2五歩▲4六歩△5五角▲同角△同歩▲1二角△5一金左 ▲3七桂△5六歩▲同 歩△4七角▲9五歩△同歩▲9三歩△同香▲4五桂△5六角成▲9四歩△同香▲8六桂△8五銀▲9四桂△同銀▲2三角成△同 銀▲5九香△5七歩▲同香△同馬▲5九香△4六馬▲5一香成△同金▲2五飛△4五馬▲2一飛△3四角(第4図)。
第4図の△3四角があまりにもぴったりで、「この将棋勝てそう。これに勝って次も勝てば連続代表か」と喜んでしまいました。結果、勝つと思うな、思えば負けよになってしまいました。第4図以下▲5六歩△2五角?▲5一飛成△6一歩・・・まだまだ優勢のはずですが、少しずつ疑問手を積み重ねて逆転負け。トホホ・・・
終局後、ベテランの方からは「△3四角のところならワシが塚本君の方を持てば絶対勝つで。序盤が下手なんであの局面まで持っていけんけど」とか、もうボロボロでした(苦笑)。
岡山へ来たばかりの方二人が代表になったことは、土着民としては少々悔しくもありますが、実力なのでしかたありません。昨年代表の赤畠さんと私は二人とも全国大会の予選を通過し本戦トーナメントに名を連ねました。今年の代表お二人にも、本戦出場以上の活躍をすることを期待します。
今日11日の山陽新聞朝刊にアマ名人戦岡山県予選の組み合わせが掲載されました。96人のトーナメントで、13日に行われます。トーナメント表を8つのブロックに分けて、顕著な実績等のある方のお名前を以下に掲げます(敬称略)。
左上1 赤畠卓 小松原道広
左上2 溝上裕亮 狩山幹生 藤原雄三
左下3 吉田猛
左下4 岡和俊 松田徹 沖田幸輝
右上5 川口剛 吉本晃
右上6 沖幹生 植田吉則 河村茂雄
右下7 長谷川大地 沢修治
右下8 高山正樹
昨日の順位戦C級1組2回戦対南九段戦、終盤までほぼ互角の勝負に見えましたが、最後に菅井五段の光速の寄せが決まりました。これで2連勝。他の競争相手の多くが敗れるという波乱の展開となっています。3回戦は8月26日、対斎藤慎太郎五段戦。前半の山場を迎えます。
ちょっと前になりますが7月7日(月)山陽新聞夕刊一面に、「岡山で19日、将棋日本シリーズJT杯 菅井五段に見どころ聞く」というタイトルの記事が掲載されています。「地方でトップ棋士同士の勝負を観戦できる機会は少ない。子どもたちには指し姿や駒音などの臨場感にも触れてほしい。将棋が強くなりたい人はもちろん、少しでも関心のある人はぜひ来場してほしい」と菅井五段が語っています。そのほか記事では菅井五段が小学4年のときに日本シリーズの対局を観戦したことが棋士を目指すきっかけにもなったとあります。
先日行われたスパイラル4周年大会のS級の成績一覧が掲載されています。
【超強豪の中8歳竜王勝ち越し!】スパイラル4周年大会S級
明日、順位戦C級1組2回戦、対南芳一九段戦があります。携帯中継があります。
朝日アマ将棋名人の今泉さん、プロ編入試験を受験へ:朝日新聞デジタル
今日、筆者(塚本)は大阪での朝日杯オープン戦プロアマ一斉公開対局の観戦に行ってきました。もちろん今泉健司さんと藤井真司さんの応援です。藤原会長ほか何人かもそれぞれ有志の応援に駆けつけていました。対局室では電子機器の電源は切るように、との注意書きがあったので対局姿の写真は撮影できませんでしたが、対局後の大盤解説会場での写真は下にあるとおりです。今泉さんは「縁」という言葉を何回も口にして、編入試験に挑戦することを静かに、熱く表明していました。みなさん、今泉さんを応援しようではありませんか。
敗れた星野四段は悔しかったでしょうが、ファンの前ではそのような素振りは見せず、落ち着いた雰囲気でした。
藤井さんはプロとの公式戦は初めてだと思いますが、残念な結果となりました。
左から船江五段、星野四段、今泉さん、山崎八段。
詳しくはこちら。
第8回朝日杯将棋オープン戦プロVSアマ一斉公開対局・大盤解説会
今泉健司さんは星野良生四段と、藤井真司さんは竹内雄悟四段と対戦します。
最近何かと話題の今泉さん。福山市役所を訪問した記事が掲載されています。
広島)プロ挑戦、近づいた 朝日アマ将棋名人・今泉さん:朝日新聞デジタル
今日放送の対髙﨑一生六段戦は、菅井五段の快勝でした。
7月2日(水)、王将戦一次予選決勝、対杉本昌隆七段戦があります。携帯中継があります。
電王戦リベンジマッチ 激闘23時間 | ニコニコ動画
「電王戦リベンジマッチ 激闘23時間」菅井竜也五段 vs 習甦
放送日時:2014年7月19日(土) 12時 ~ 7月20日(日) 終局まで
持ち時間:8時間/秒読み1分/チェスクロック方式
対局会場 東京・将棋会館
今回のプロモーションビデオは倉敷で撮影されています。(前回は加古川)。
昨日から山陽新聞朝刊に棋王戦予選、菅井五段-稲葉七段戦の観戦記が掲載されています。戦型は菅井五段が最近多用している横歩取りです。
6月26日(木)、新人王戦3回戦、対都成竜馬三段戦があります。携帯中継があります。新人王戦は平成17年までは六段以下の全棋士と奨励会三段が6名程度の参加だったのですが、現在は26歳以下・五段以下の棋士と奨励会三段が15名程度参加していて、昔と比べると大きく様変わりしています。
6月29日(日)、NHK杯1回戦、対髙﨑一生六段戦の放送があります。
第27回アマ竜王戦決勝トーナメント | 将棋の里山形の掲示板
松本憲太郎(岡山)、1回戦敗退。残念。
なべそーだいさんのツイッター速報を掲載させていただきました。
アマ竜王戦決勝トーナメント左の山 pic.twitter.com/PY3dzO8x99
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 21
アマ竜王戦決勝トーナメント右の山 pic.twitter.com/CYC5vEkUoM
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 21
「将棋の里山形とゆうまのホームページ掲示板」にアマ竜王戦予選の結果が掲載されています。
第27回アマチュア竜王戦3回戦まで | 将棋の里山形の掲示板
会員では伊ヶ崎博(前アマ竜王・長崎)、今泉健司(広島)、松本憲太郎(岡山)が本戦入り。北村公一(山口)、長森優作(兵庫)、藤本渚(香川)は予選落ち。松本さんは明日のアマ名人戦岡山地区予選に出場することができなくなりました。これはもうアマ竜王戦で優勝するしかない。もちろん伊ヶ崎さん今泉さんも応援しています。(文中一部敬称略)
選手として参加している「なべ そーだい」さんのツイッター速報をそのまま掲載させていただきました。
竜王戦1組と2組 pic.twitter.com/h3uSd8eY7j
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
アマ竜王戦全国大会3組と4組 pic.twitter.com/bdqvtQbDMR
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
アマ竜王戦5組と6組 pic.twitter.com/OGphMkcCMT
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
アマ竜王戦7組と8組 pic.twitter.com/HaOznYgRr2
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
アマ竜王戦9組と10組 pic.twitter.com/KLqNPHLytL
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
アマ竜王戦11組と12組 pic.twitter.com/1vCyeHl3NH
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
アマ竜王戦13組と14組 pic.twitter.com/lYubGgsc8J
— なべ そーだい (@nabe_yama) 2014, 6月 20
6月21日(土)・22日(日)に行われるアマ竜王戦全国大会の代表者一覧が日本将棋連盟公式サイトに掲載されています。
アマ竜王戦:日本将棋連盟
会員は長森優作(兵庫)、松本憲太郎(岡山)、今泉健司(広島)、北村公一(山口)、藤本渚(香川)、伊ヶ崎博(長崎・前竜王)の面々。皆さん頑張ってください。(文中敬称略)
15日にアマ名人戦倉敷地区予選があり、優勝は高山正樹、準優勝は沖幹生、3位は狩山幹生、4位は岡和俊、以下21位までが7月13日の県大会進出を決めました。(文中敬称略)
下のほうで菅井五段は二次予選からの出場と書きましたが、誤りでした。一次予選からの出場が正しいです。お詫びして訂正いたします。
初戦の相手は神崎七段。対戦成績は菅井五段の5勝1敗です。菅井五段の同一相手対局数としては最大かもしれません。
6月19日(木)王将戦一次予選準決勝、対畠山成幸七段戦があります。携帯中継があります。
また、6月29日(日)にNHK杯トーナメント1回戦、対高﨑一生六段戦の放送があります。ひさびさのNHK杯での雄姿、楽しみです。
6月29日(日) 第5回高須将棋大会(広島) A級優勝3万円
6月29日(日) スパイラル4周年記念大会(香川) S級優勝10万円
11月8・9日(土・日) 第2回山口恵梨子女流初段杯将棋大会(鳥取)
さて、第5回菅井竜也杯将棋大会ですが、近日中に要綱を発表する予定です。8月10日(日)の開催は決定しています。詳細発表まで、いましばらくお待ちくださいませ。
今泉朝日アマ名人は星野良生四段と対戦します。開幕戦となるプロアマ一斉対局、今年は7月5日(土)に行われます。公開対局になるはずです。詳しいことがわかり次第、紹介します。菅井五段は今期は二次予選からの出場となります。一次予選からの出場です。初戦の相手は神崎七段です。