小学生王将戦低学年の部準々決勝で藤本渚(香川・小3)vs鷹取尚弥(広島・小1)戦がありました。岡山から見て隣の県どうし、藤本くんは会員でアマ竜王戦県代表、鷹取くんは先日の日本シリーズ中国(岡山)大会低学年で優勝、地元広島では幼稚園児の記録で糸谷哲郎5級(現プロ六段)を抜き3級認定(現在は1級)ということで注目していました。広島王将会の認定で1級ですが、私の見たところ有段の実力は固いと思います。
結果は鷹取くんが勝ちました。で、対局後なのですが・・・藤本くんは小1に負けて悔しいはずなのですが、延々と感想戦を続けています。小学生低学年の大会となると、負けたほうがすぐ席をたって感想戦が成立しないという光景が比較的多いのですが、他の準々決勝の対局が終わるまでのやや長めの時間、ずっと感想戦を続けていました。準決勝が始まるころになっても終わる気配が全くないので、私から両者に感想戦終了をお願いして、やっと終わりました。
アマ竜王戦香川県代表は伊達じゃない、と感じました。負けて泣いてばかりの子には見習ってほしいと思いました。