昨日4月6日、アマ竜王戦岡山県予選が開催されました。私(塚本)は所用のため参加できず、午後から観戦に訪れたのですが、会場で岡和俊さんから「今日はどしたん」「ちょっと用があって」「大会に参加できんような用があるんかな。ワシは竜王戦休んだことは1回か2回しかないぞ」と、圧倒されました(笑)。
参加者は70人を超えていたようです。最近のアマ竜王戦予選としてはかなり多いほうだと思います。小学生の参加が多かったようです。今回も最初から全局持ち時間20分切れたら30秒将棋で行われました。会場の倉敷市民会館は18時まで借りていて、その時間までには決勝進出者2名が決まり、その後は大山名人記念館に場所を移しての決勝となりました。最初から秒読みつきとは非常にありがたい配慮です。そのぶん、参加者は進行に協力する必要があると思います。具体的には勝敗が決したらすぐに報告に行くことです。これをせずに長時間感想戦を行うのが最悪のパターンで、進行が非常に遅くなります。今後も秒読みつきを維持するには参加者の協力が不可欠です。よろしくお願いします。私の場合、勝ったときは相手に断りを入れてまず報告に行き、その後席に戻って感想戦を行います。負けたときは、相手に報告に行くよう促しています。
決勝は松本憲太郎-植田吉則という、岡山県若手エース二人の激突となりました。秒読みがあると本当に強い人が勝ち上がるように思います。将棋の内容は、中盤から終盤にかけて非常に難解で熱のこもった攻防が繰り返され、私の実力だと一手指す方がよく見えるという感じでした。その熱戦を制したのは松本さん。朝日アマに続いての代表です。全国大会での活躍を期待します。