菅井王位就位式



カテゴリー: 将棋 | 投稿日: | 投稿者:

11月7日(木)、東京日比谷の「松本楼」にて、第58期王位就位式がありました。竜棋会からは20人弱が参加しました。最初に主催新聞社代表として北海道新聞東京支社長・五十嵐正剛氏があいさつ。「菅井王位誕生の日、(新聞三社連合と)友好関係にある山陽新聞社さんが、号外を出してくださった」と話されました。
続いて日本将棋連盟代表として佐藤康光会長のあいさつ。佐藤会長は菅井王位の将棋に触れ、「勝負に対する厳しさとして大山先生、独創性について升田先生、両先生の特徴を併せ持つ」と評しました。
就位式の司会は、元奨励会二段で王位戦担当記者、アマ強豪としても知られる藤本裕行さん。菅井王位の謝辞に入る前、藤本さんから菅井王位のエピソードについて少し話がありました。菅井王位が小学生のとき、阪田三吉杯決勝で対戦したのが藤本さんで、そのときが初対面だったとのこと。2年前、王位戦挑戦者決定戦で菅井七段(当時)が逆転負けで敗れた直後、藤本さんは仕事として菅井七段のコメントを求めなければならなかったのですが、声をかけることができる状態ではなく、ひとこと得るのがやっとだったそうです。
菅井王位の謝辞では、第3局で現地大盤解説開始時刻(15時)より前(14時50分)に投了したことについて「ファンに対して申し訳なかった。今後は、タイトル保持者としてふさわしい振る舞いをするよう、気をつけます」と。そして地元岡山のファンの応援に対し感謝の言葉を述べた直後、菅井王位は涙ぐみました。

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