楽しみな夏としてもらいたい



カテゴリー: 将棋 | 投稿日: | 投稿者:

森内九段の受け将棋ペースと見えましたが、見事に攻め切って勝ってくれました。
結果的にトドメとなった銀の動きは、菅井七段が少年時代に振り飛車から相手の船囲いの玉頭やコメカミ方面にめがけて金銀がもりもり攻め上がっていく様を思い出させてくれました。
名人戦、棋聖戦もこれまでにない新鮮味のある挑戦者となります。
この流れに乗って楽しみな夏としてもらいたいです。
古い例えで恐縮ですが、55年組と呼ばれた高橋、中村、塚田といった世代がタイトルを獲り棋界を騒然とさせた頃よりも相対的に上位陣と下位陣(タイトル保持者と挑戦権争いの常連)との差が明らかに詰まっていて、あの頃よりも若手の実力の底上げが顕著だと思われます。(匿名希望)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です