昨日の順位戦B級2組は、一敗トップの糸谷八段は敗れたものの、菅井七段を含む二敗者は全員勝利。昇級は以下の5人にしぼられました。
糸谷八段
阿部隆八段
野月七段
飯島七段
菅井七段
順位の関係で菅井七段は五番手。最終局10回戦で菅井七段が勝ち、上位4人のうち3人以上が敗れた場合、菅井七段の昇級が決定します。阿部隆八段、野月七段、飯島七段はB級1組経験者。いったん降級しても昇級戦線に3人残っているということで、B級2組の層の厚さがうかがえます。
今日11日は愛媛にて棋王戦五番勝負第1局、渡辺明棋王-佐藤天彦八段戦が行われています。愛媛で棋王戦が行われるのは10年ぶりとのことです。
棋王戦といえば、山陽新聞にも観戦記が掲載されているタイトル戦。岡山での棋王戦五番勝負といえば、平成11年3月に岡山国際ホテルで羽生棋王-佐藤康光名人、第3局が行われたのが最後となっています。
2敗だけなのに五番手、B級2組はたしかに厳しいですね。