発売されてからちょっと間が空きましたが先日購入しました。
「久保&菅井の振り飛車研究」
22の振り飛車のテーマ図に対し、久保九段と菅井五段がそれぞれ会話形式で見解を述べ合うという構成です。将棋世界連載の「イメージと読みの将棋観」とよく似た雰囲気ではありますが、本書は二人の棋士が同時に話しているという点で異なり、また、その会話のやりとりが非常に面白い内容となっています。
「あとがき」を野間俊克さんが書いています。野間さんは指導棋士六段。かつて有森七段と奨励会の同時期を過ごし、奨励会三段まで昇り三段リーグを13期戦っています。現在は観戦記者として活躍されています。京都新聞の将棋担当記者でもあり、小学生王将戦全国大会では京都代表の取材でよく倉敷にお越しになっています。また、私が一昨年アマ名人戦全国大会に出場したときも、京都代表の取材で来られていました。
久保九段・菅井五段の会話を原稿におこしたのは野間六段。そして推測ですが、テーマ図の選定も野間六段が行ったように思います。昭和の時代に将棋を学んだ者なら誰しも一度は見たことがあるであろう懐かしい四間飛車対居飛車急戦のテーマ図が4つ示されています。
久保&菅井の振り飛車研究
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