13時の開始時には参加が10人程度と少なめ。会員の松本憲太郎、植田吉則が大盤で初手から再現、有森七段は大盤横に座り解説、風邪気味でやや体調がすぐれない模様。30分くらいして菅井四段登場、聞くと有森七段に頼まれて飛び入り解説参加とのこと。次第に参加者は増え、14時30分ころには30人程度。気がついた範囲では藤原会長、河村副会長、吉本晃、鈴木博司、赤畠卓、西村宰、丸山淳之介などの方々が参加。藤原会長を中心として継ぎ盤検討も同時進行し、有森七段が赤畠さんに意見を求めること数回。
15時ころ、諏訪景子さんという方が会場に現れ、明日8日に倉敷で行われる「どうぶつしょうぎ体験会ねこまどcafe」(ゲスト棋士・小林健二九段)の宣伝をされる。
http://nekomadoblog.jugem.jp/
諏訪さんは大阪の方で将棋指導員、将棋をもっと楽しくするフリーペーパーマガジン「駒doc.」の編集長をされているなど多方面で活躍されているとのこと。
http://blog.komadoc.com/?cid=1
飛車交換後の▲4一飛△3三金の局面で森内九段が大長考、菅井四段は▲3四歩△同金▲4二角成を予想。他の手としては有森七段、菅井四段ともに▲3七桂の可能性に触れる。最も本筋の手ではあり、この手で勝てるのであればいちばん良いのだが・・・と含みのある表現。有森七段いわく、「▲3七桂は青野流。青野照市九段はこういう本筋の手を最も好む。これに対し異筋の手で対抗したのが故・森安秀光九段で、当時は森安九段がよく勝っていた」と。果たして森内九段は▲3七桂を着手。
羽生名人の△5二歩に対し森内九段が長考。継ぎ盤検討陣から「▲4三歩」はどうかとの声があがる。赤畠さん指摘とのこと。有森七段、菅井四段はしばらく大盤を凝視、「これはいい手、羽生先生は困るのでは」と菅井四段。
この解説を見ていた諏訪景子さんはツイッターで「岡山会場で▲4三歩が厳しいのではと」と書き込みをされたらしく、そのつぶやきを拾った毎日新聞中継サイトは「岡山会場の菅井四段が▲4三歩を指摘」と配信した模様。
以後も解説が続くが有森七段、菅井四段の両名を持ってしても予想した手が当たらないことも多く、永世名人同士の戦いがいかにハイレベルなものであるかをリアルタイムで実感することができました。
倉敷藤花戦の大盤解説の時よりは参加人数が少ない感じで、告知の仕方等に課題があるような気がしました。 塚本